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アラキドン酸(ARA) 神経伝達を強化し、脳を活発化 (加齢による脳機能低下、うつ傾向)

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脳の働きをサポートする重要な成分

ARAは、n-6系脂肪酸の一種で細胞膜の中のリン脂質を構成する主要な成分です。
脳、肝臓、皮膚などに存在し、特に脳のリン脂質に多く含まれており、脳細胞の生成に関与するにとどまらず、学習・記憶能力、認知応答力を高める役割を果たしています。
DHAやEPAと同様に、脳の働きをサポートする重要な成分です。また、母乳にも含まれており、乳児の脳や体の発育にとっても不可欠です。食物では主に肉類や魚介類、レバー、卵などに含まれており、植物にはほとんど含まれていません。

気分や意欲を高める働きにも注目

視覚、聴覚、触覚など五感を担う感覚器で受け取られた情報は、脳の海馬に集められ、神経細胞(ニューロン)を通じて、信号として伝わります。ニユーロン間で信号が伝達される接合部にはシナプス間隙と呼ばれる隙間があり、そこで神経伝達物質が放出され、刺激が伝達される仕組みです。シナプス伝達が活発かつ円滑に行われれば、学習・記憶能力も高くなります。

【脂質】
加齢に伴うARAの減少によりシナプス伝達力が弱まり、脳細胞そのものも老化してしまうことから、記憶能力などの脳機能は低下していきます。
ARAの摂取により、高齢者の認知機能・応答能力が改善するという報告があります。
また、ARAは、アナンダミド、2-アラキドノイルモノグリセロールといった気分や意欲を高める働きを持つ2つの物質の原料です。ARAの摂取により、うつ傾向や落ち込みがちな気分の改善も期待できるわけです。また、免疫系や神経系の機能調節や血圧調節作用もあるとされています。

肉や魚に多く含まれるが食べすぎに注意

ARAは、鶏卵、豚レバー、牛レバーなどの肉類、サバ、ブリ、ウニなどの魚介類に多く含まれていますので、食品から摂取が可能です。ただし、動物性脂肪のとりすぎになる可能性があり、注意が必要です。
また、ARAとDHAでは、働き方が少し違うため、サプリメントとしてとる場合は、両方をバランスよくとるのが理想的です。

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